22ステラのラインローラーベアリング化!

タックル

みなさん どうもこんにちは!

釣りねこ仙人じゃ!!

本日の釣りばねは、お久しぶりの登場22ステラじゃ!

最近リブレを装着してかなりカッコ良くなったんじゃが、近頃少しヴァンキッシュにスタメンの座を譲ってたんじゃ…それは何故かというとじゃな…

ラインローラー劣化による「シュルシュル音」が気になって仕方ないんじゃ…涙

これはまぁステラに限らず、今のシマノの泣き所と言っても良いじゃろう。
Xプロテクトラインローラーの寿命が短いんじゃ。

Xプロテクトラインローラーってのは?

このXプロテクトラインローラーってのは何かというと、多分うろ覚えじゃけどツインパワー以上に実装されとるラインローラーなどの機構で、簡単に言うと撥水グリスによって水の侵入を抑制して、回転抵抗を増やさず防水効果を発揮する機構のことじゃ。

これがまぁ普通のラインローラーとは違って、一体構造のもので部品の交換が一体出ないとできない。
本来ならメンテナンスしたりベアリング交換したりでどうにかなるんじゃが、それが出来ないのが痛いんじゃな…

なんせこの一体のラインローラーは、Amazonでなんと4130円もする!!高すぎるんじゃよ!

ちょっと前置きが長くなったが、今回ワシがやろうと思っておるのはXプロテクトラインローラーキャンセル。要するにベアリング化じゃ!!

動画でサクッと見たい人は

Xプロテクトラインローラー変更の方法

でじゃな、今回ベアリング化をするにあたって色々方法を調べたんじゃ!

例えば10ステラの流用であったり

IOSファクトリーのインパクトであったりと

方法は色々あったんじゃけど、

10ステラの部品は供給が終わったっぽいし。IOSは純正より導入コストが高いし。

ってことで今回ワシがYouTubeでやるうえで考えたのが

香川塩ビ工業のラインローラーダブルベアリングキットじゃ!!

これはネット上に情報が少ないし、取り上げるならこれが面白いかなっていうのと、値段が1950円でめちゃくちゃ安い!!!!

この2点が決め手となりこれに決めた!

しかしながらこれについては現状ワシ自身も上手くできる確証はない。
それを今から試行錯誤しながらやっていくんじゃが、出来んかったらその時は許しとくれ…(-_-;)

あとこれは大事なことなんじゃが、
これをやってしまうとメーカー保証は効かん!
今後の修理やメンテナンスに支障が生じてしまうのでそこのところは自己責任で頼むぞ!

キットについて説明

でここからは少しこのキットについて。

これはさっきも言ったが香川塩ビ工業が作っているキットで、この企業は釣り関係の痒いところに手が届く部品などを設計しとる。

そしてこのキットはAmazonでは、

「ラインローラーダブルベアリング化キット 23セドナ流用シマノ向 ステラ ヴァンキッシュ ツインパワー」

として売られている。

商品説明には、

商品説明

シマノの純正ラインローラーを使ったラインローラーダブルベアリング化キットです。コアプロテクトのキャンセルキットにも使えます。

適合 21アルテグラ、21コンプレックス、19ストラディック、22セフィア、21セフィア、20ヴァンフォード、20ストラディックSW4000HG、4000XG など。

SW対応は、SW4000はOK。5000以上は5mmのため不可。

ただし、汎用5000以下は、4mm軸のため対応可能。

シマノのラインローラーは、全部合わせて7.2mm程度になるようになっており、シム調整をしてやれば大抵のリールには適合します。

添付のパーツリスト、実際の部品の写真を見て適合判断お願いします。

OOに合いますか?お断り。返答しません。

アーム受けにザグリが掘られているリールもあるため、微調整用にシムを余分に入れております。

また、シム自体、厚み+-0.03mm位のバラツキがあるので調整の必要がありましたら、お客様で調整お願いします。これだけシムが余分にあると、どうとでもできる仕様です。

ということで結構な種類のリールというか、現行のリールなら大体使えそうな感じじゃが、内容を読むに中々玄人向けアイテムだということが分かるのう!

内容品

ラインローラーベアリングブッシュ740zz用(シマノ純正) 2個

ラインローラー本体(シマノ純正) 1個

ベアリング:NMB製ステンDDL740ZZ 2個

ステンシム 4-6-0.1 3枚(微調整用)

4-6-0.4 3枚

4-6-0.5 3枚

4-4.6-0.8 1枚(ベアリング間)

4-4.6-0.3 3枚(ベアリング間。通常は1枚使用で

ベアリング間1.1mmにすればOK。なので、2枚余る。)

取付方法は写真参照

そして最後、作業に入る前にきっちり注意点も読んでおこう!

注意点

・アーム固定軸のオスと、ベイルのメスがぴったり奥まで入るようにする。

・ラインローラーは向きがあるので、間違えない。

・ビスを締めすぎない。(ベイルとアームローラー受けが水平になったところで止める。きつく締めると、白い樹脂のローラーカラーが割れます。よく、ここでミスって、「ローラーカラーが最初から割れていた」とクレームを付けてくるお客様がおりますが、受け付けません。ローラーカラー別売りしておりますので、そちらを追加でご購入ください。)

・4-4.6シムはベアリング間だけに使う。(外径が4.6mmと小さいので、微調整でベイル・アーム受け側に使うと、樹脂に付き、めり込んで取れなくなります。)

・作業完了後、爪楊枝でラインローラーが正常に回転するか確認する。(※純正のセッティングに比べてガタが増えます。BB自体のガタ,ラインローラー内径が7.85mmに対し、ローラーカラー外径が7.7mm程度しかないため、あくまで社外品なので、自己責任使用で。これを入れると純正修理不可になります。不具合出たら自力で何とかするか、リールの修理屋さんへお願いしてください。当商品に由来する不具合等に関しては当方は一切関知しません)

中々強気な感じじゃのう!

やる前からちょっと怖くなってきたわい…

まぁとりあえずバラシていこうか。

分解作業

分解自体は非常に簡単じゃ!

ここのマイナスを外すだけ。

これがコアプロテクト部分。
パーツ構成はメスネジとワッシャー、黒いカラー、ラインローラー本体にカラー、オスネジ。

どれが正解かよう分らんのじゃが、とりあえず20ツインパワーのセッティングで試してみよう!

左から0.4のシム、ベアリング、ブッシュ、0.8シム、0.3のシム、ラインローラー、ブッシュ、ベアリング、0.4のシム2枚のセッティング。元々ついていたメスネジとワッシャー、オスネジは流用じゃ!!この順番で組み付けていく。

ベアリングにはお決まりのベルハンマーで注油!両端にはベルハンマーグリスをたっぷりと!これで防水性はバッチリじゃろう。

まずは元々ついていたメスネジと黒いワッシャー、これは外側につく。

これをベイルにはめて0.4のシム、次にベアリング、そしてブッシュ。ここで0.8と0.3の細いシムを組み付ける。そしてラインローラー。これは向きがあるので注意じゃ!なだらかになっている個所が外側じゃの。そしてブッシュを入れてベアリング、最後に0.4のシムを2枚入れて完了!!

メスネジにはロックがあるので、それが食い込むまで回してネジを締めれば完成じゃ!!!

注意点にもあったように締めすぎは厳禁っと。

余分なグリスをふき取って完璧じゃ。

そして最後に回転を確認!滑らかに良く回るわい。

ちょっと左右に誤差があるが、これは恐らくはベアリング間のガタかのう?
まぁワシ的にはこれぐらいは許容範囲。

ってことでこれで完成じゃ!

もしガタが気になれば、このキットはまだ沢山シムが入っとるし個体差に合わせて少しずつシムを追加すれば大体良い感じに収まるじゃろう!

まぁこれでメンテナンスができるラインローラーになったというわけじゃ!

これであのシュルシュル音ともおさらばできれば良いけどのう。

最後に大切なことなのでもう一度言うが、これでメーカー保証とはおさらばじゃし、今後はシマノもメンテナンスに受け取ってくれん。

そこは了承したうえで試しとくれよ!

最後に

このラインローラー問題については、結構悩んでいた人も多いと思うし、ワシ自身も実際結構悩んだ。

このリール自体は非常に気に入っているだけに、ほんと唯一の泣き所じゃった。

しかしこのキットを見つけて、今回念願のXプロテクトキャンセルに成功した。
まぁ実際成功したのかは使ってみるまでは分らんがの…(笑)

しかしこのキット自体ピンポイントにステラを狙ったものではないし、実際やってみるまでは色々情報を漁ったりして、不安があったのも事実じゃ。

この記事がそんな悩んでいる人のひと押しになれば幸いじゃ!

まぁしかし何度もいうが自己責任での!

ってわけで今後もこんなメンテナンス記事も含めて、エギングライフに役立つ記事をドンドン出していくので良かったと思っていただいた方は是非是非ブックマーク&YouTubeチャンネル登録よろしくの!

ってわけで、最後までありがとうございました!!

次回もよろしくの!

まったのぉ~!!!!!

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