SHIMANO セフィアエクスチューンS79Mのインプレッション

タックル

みなさん どうもこんにちは

釣りねこ仙人じゃ!

本日はワシがEGXアルティメイトと同時に使っている

シマノが誇る名竿「セフィアエクスチューンS79M」について喋っていこうかの!

このロッドはワシがエギングにハマるキッカケになった、とても素晴らしい竿で、YouTubeでもこのロッドのインプレで「釣りばね」が伸び始めた思い出の竿じゃ!

セフィアエクスチューンって?

では早速始めていこうかの

最初にセフィアエクスチューンのことを簡単に話すと。

セフィアエクスチューンは、セフィアリミテッドの一つ下のカテゴリーで、リミテッドがシャープでレーシーな仕様とするなら、エクスチューンは粘り強くスムーズな印象

技術特性は、スパイラルXコア、Xガイド、カーボンモノコックグリップ、ハイパワーX、ナノピッチ、CI4+。その他パーフェクションシートXTやアクティブフェルール(印籠継ぎ)、T1100Gなどを採用し、シマノとして最強の布陣で組み上がったロッドじゃ!

注意点

あとこれは余談じゃが。最近(2023年4月生産分から)、トルザイトからSiCに変更になっていってるようじゃ!

上記は中古じゃけど超安いのでオススメじゃ!

この辺はあまり語りすぎてもしょうがないので、次にいこうか!

この竿の良いところ

ワシはこの前にも旧エクスチューンのS805ML+も使っておったが、それと比較してこのS79Mは圧倒的に進化している。始めて使ったときは感動ものじゃった。

まず良いところの話じゃが、これは沢山あるが、その中で特にって箇所は!


1 圧倒的バランス

この竿はロッド重量自体100gと、さほど軽い部類のロッドでは無いのじゃが、ショートロッドということもあってか、バランスがめちゃくちゃ良いので持った瞬間「おぉ!」と感じる程じゃった。

ワシの持っているリールでいうと、22ステラC2000SHGではこんな感じで、19ヴァンキッシュC3000SDHでこの位置。

小指と薬指の間にリールをはさむワシの持ち方では、この位置はほぼ零バランスじゃ!

このバランスは「振り抜けの軽快さ」や「シャクリやすさ」に貢献するのは勿論じゃが、エギングでもっとも長時間になる「アタリを待つ」時に最もその効果を発揮する。

この持ち重りの軽さ=慣性モーメントの少なさは、いわば少ない力でロッドを持っておけるということじゃ!

しかもこのロッドのようにほぼ零バランスともなると、ふわっと支えているだけなんじゃ!

こうなると何が凄いかって「感度」が爆上がりなんじゃ!この感度の話は詳しくは後に話すが、ホントにすごい。

とまぁバランスの良さはあらゆる面でメリットが大きいんじゃよ。


2 強靭かつスムーズなブランクス特性からくる懐の広さ

このロッドは使っていて非常に楽にキャストやシャクリができる。

特にキャスト感は本当に爽快で、空気を切り裂く感じもないほどにシャープじゃ!

これは恐らくじゃが、レギュラーテーパーで負荷に応じてロッドの受け止める場所が適切に変化してくれることで、同じような力で対応出来るからじゃと思う。

そしてその動きが非常にスムーズなんじゃ!

このスムーズさがキモじゃと思っていて、ホントに絶妙な味付け(テーパー)なんじゃ!

これは言語化するのが非常に難しいが、絶対触れば分かる絶妙さじゃ!

勿論「強度」に関しても、この竿では小型(40㎝以下)の青物も釣ったりしているが、全然余裕で上げられるし、イカを掛けた際の安心感も抜群じゃ!

前項のバランスと相まって「1本で何でもやりたい」っていう人(ワシも含めて)には最適なロッドじゃと思うぞ!


3 凄まじい感度

これは最初使ったときは衝撃を受けた。

潮のサラサラ感などの潮を掴む感度が凄まじい。

エギングにそこまでの感度は必要ないという意見もあるが、こと潮を掴む感度についてはワシは必要だと思う。

これに関してはやはり今まで言ってきた「バランス」、「スムーズなテーパー」が相まっての感度じゃと思う。

少ない力で持って、全ての箇所がキチンと仕事をしていくことで最大限感度を発揮している竿といった印象じゃ!

ほんとはここで「カーボンモノコックが○○」みたいに言えたら美しいんじゃが、カーボンモノコックは確かに反響感度は凄いが、正直実釣においてのメリットは分らん。

これはワシが鈍感なだけかもしれんが、正直謎じゃのう…

EGXのようなアタリを取りに行く感度ではないが、あれは少し異質なものではあるので、この感度はホントこの竿の武器じゃ!


4 最適化された技術特性

そして最後、最適化された技術特性について。

これは具体的にはアクティブフェルール、パーフェクションシートXT、T1100G、Xガイドの事じゃの!

これら4点は実感できる恩恵がある。

まずはアクティブフェルールT1100G

これによって竿が細くなっている。これは旧エクスチューンと比べたら圧倒的で、見た瞬間分かる程じゃ!

これによって何が良いかというと、「振り抜けの良さ」、「シャクリのシャープ感」これが格段に向上している。

そしてXガイド

これも上記と同じく「振り抜けの良さ」、「シャクリのシャープ感」に影響している。

空気を切り裂く感じがしないほど、空気抵抗のないガイドじゃ!

そして最後、パーフェクションシートXTじゃの!

これは何と言っても、「全く緩まない」

エギングって比較的リールシートが緩みやすい釣りじゃと思うのじゃが、ことこのリールシートに関しては全く緩みません。

ワシ自身こんなリールシートは始めてじゃ!

素晴らしい完成度のリールシートじゃと思う。

っとまぁ、これらの機能に関しては付加価値的なものかも知れんが、この竿を更に高みに持ち上げている優秀な機能じゃと思うのう!

これだけでは無いのじゃが、大きくはこれら4つが絶妙に作用してこのロッドを素晴らしいロッドにしている感じじゃのう!


ということで、良い竿じゃから話し出すとキリないんじゃけど、このぐらいにして次は「あまり良くない(気になる)点」について少し話していこうかの!