EGXアルティメイト1か月使った正直な感想

タックル

皆さん どうもこんにちは!

釣りねこ仙人じゃ!!

今回はEGXアルティメイトを使いだして丁度1か月になるということで、ガッツリ使い込んで分かったことや別撮りでセフィアとの面白い比較も撮影したので、その辺を動画にしていこうと思う。

前回はべた褒め動画になったので、今回はデメリット的な話をメインにしていく。
しかし大前提最高の竿じゃし、ディスってるわけではないのでそこはご理解いただきたい。

この記事はこんな人にオススメ

・良いところだけでなく、悪いところも知ってから買いたい

・使い込んだレビューが気になる

・飛距離ってほんとに飛ばないの?

・この竿軽すぎるけど本当に大丈夫なのか不安

動画でサクッと見たい人は

1ヶ月使って分かった良くない点

それでは早速、1か月使って分かってきた良くない点について話そう。

リールシートが緩みやすい

まず1つ目「リールシートの緩みが出やすいこと」じゃ!

このロッド非常にリールシートが簡素化されていて、その分感度は良いのはそうなのじゃが、リールシートが非常に緩みやすい。

上から締めるダウンロックなのでそれもあるとは思うが、緩みやすいから強く締めようと思うと何だか強度が心もとない感じで、ギュッと締めこむことが出来ないのも大きい。

これは22ステラではそこまで感じんのじゃが、19ヴァンキッシュをつけると顕著に緩む

これは個体差の可能性もあるかもしれんが、セフィアエクスチューンは全く緩まない素晴らしいリールシートであっただけに余計にこの点が目立ってしまう。

そこは1つ非常に残念で不満な点じゃのう…。

②他の竿が重く感じる

次は少し仕方がない話なのじゃが、「他の竿が全て重く感じるようになる」ことじゃ。

恐らく世界最軽量のこの竿じゃからこれは仕方ないのは分かっている。

しかしあれだけ愛用していて、良好なバランスで重さを感じさせない「名竿セフィアエクスチューンS79M」でさえ重く感じ使うのが億劫に感じる。

まさにアジングをやった後にエギングをすると感じるあの感覚に似ている

これは個人の問題じゃし。勝手にやってろって思うかもしれんが、これって結構みんな感じるはずじゃ。

この竿は万能な竿じゃないし、この時はエクスチューンじゃなって場面があるのじゃが、そんなときも軽さ優先でこっちを使ってしまう。

そのせいで釣果が落ちている可能性さえあるんじゃが、それをさせてしまう魔力のようなものがこの竿にはある…。

いずれにしろ個人の問題じゃが、これはホントに困ったもんじゃ…。

③テンションを張りすぎてしまう

続いて「アタリをとりたくてテンション張りすぎてしまう」

これも個人の話しではあるが、ワシみたいに鈍感な奴はアタリがとれることはとても嬉しい。

この竿でアタリを含めあらゆる感覚がとれたことで、嬉しすぎてついついテンションをかけてしまうのじゃ。

これによって何が起こるかというと、「釣果が落ちる」
ふと、テンションを緩めて釣ると釣れたって日も結構あった。

実際のところ微妙なテンションをコントロールできる感度が、この竿にはシッカリ備わっているのでそこまでテンション張ったりする必要はないのじゃが、アタリをとりまくる感覚に魅了されたワシはこのドツボに見事ハマってしまった。

しかも結構無意識にやってるもんだから、2釣行ぐらいはこの時期に坊主をくらってしまった…。

「いや気付けよ!」って話じゃがの(笑)

前項の問題もそうじゃが、この竿には釣り方を変えてしまう魔力さえ感じる。

そして唯一無二な竿であるため他の竿には戻れない。

ワシなんかももう1本86Mが欲しくなっとるしのう…。恐ろしい竿じゃわい。

④小さい餌木は使いづらい

ここからは本格的に弱点的な部分じゃが、この竿はソリッドティップじゃし繊細に小さい餌木も使いやすそうな感じがするじゃろ?

それが意外とハリがあって「2.5号はスカスカして使いづらい」んじゃ!
これは結構残念じゃったのう。

前回の動画でも少し話したが、この竿はかなりハリが強く普通のエギングロッドの感覚で使える。

ソリッドもハリが強く、そこまでもたれるような感覚のソリッドではない。
例えるならアジングロッドのハードソリッドの感じじゃ!
このことからこの現象が起きているのだとは思う。

あとこの竿はMLプラスというパワーじゃし、普通のMLはこんなことないかもしれんがの!?

それとこれは個人的に感じることなのじゃが、この竿はある程度の負荷がかかれば柔軟に、低負荷ではハリが強くアジングロッドのように感じる。

この負荷により性格の別れる感じの癖が強く、この弱点に直結している感じじゃ。

メバルロッドのような繊細なソリッドをイメージされている方は、このところ注意してもらった方が良いと思うぞ。

⑤飛距離は出ない

続いて薄々感じてはいたが「飛距離は出ない」

これはもしかするとセフィアエクスチューンが飛びすぎていただけの可能性もあるが、比較すると本当に飛ばない印象。

メーカーとしても商品紹介で、「比較的近距離のシャローポイントで小型エギやシャロータイプのエギを駆使するのに最適」という風に言っているので、恐らくあまり飛ばないことは自覚があったのかもしれんのう。

特に風が吹いているような条件では顕著じゃ!

とは言ってもこの竿は7.7フィートのショートロッドじゃし、この竿に飛距離を求める人はいないとは思うが、セフィアもショートロッドじゃし長さも同じぐらい。比較すると飛距離は落ちるよっということは伝えないとと思ってのう!

この辺は実際に比較してきたんで、この後の検証を見てもらえば分かりやすいと思うぞ!

まとめ

まぁ弱点として上げられるのは今のところこれぐらいかの!!

弱点なのか長所なのか分らんところもあったが、総評良い竿には変わりはない!

ってことで続いて、使って更に感じた良いところもサクッと話そう

1か月使って強く感じたこの竿のメリット

ではでは次は、1か月使って強く感じたこの竿のメリットについて!!

①感度

まずは1つ目「感度」について

最初に使ったときは前の動画でも言っていたが、カツーンというような金属的な感度があるといったが、これは使っていくうちにその感覚がある時とない時があることに気付いた。

これはいったい何なんだと思って考えたのじゃが、恐らくじゃが「テンションのかかり方」が大きいと思う。

言語化するのが非常に難しいのじゃが、竿のもたれている部分の小さな跳ね返り荷重変化の鋭さというのが金属的な感度に変換されているイメージじゃ!

じゃから、テンションかければかけるほど大きい跳ね返りとして金属的な感覚が跳ね返されるが、そこまでテンションをかけなくても微妙なテンションの変化。いわゆる荷重変化が感じ取りやすい設計のためかなり違和感を伝える感度も持ち合わせている。

潮のわずかな変化を感じ取ることは勿論できるし、潮が当たるサラサラとした感覚もシッカリ手元に来る。

アジングをやっている人は分かりやすいと思うがその感覚に近いものがある。

やはり最強の感度を誇る竿だと思うし、これはファーストインプレッションから表現は変わったが感度の武器という面では最初以上にその感度の恩恵を受けている。

②強度はシッカリある

続いて、意外と「強度もシッカリしている」ということ。

この竿の話となると絶対にこの話になる強度

しかしながらワシが1か月使用した感じ全く強度面で不安に思うことは無かった。

水深10m前後の割かし潮流が早い場所がメインフィールドじゃが、底まで沈めてパワー負けすることないし、まだ1キロぐらいまでしかかけていないが、当たり前じゃがそのぐらいじゃ全然パワー負けはせん!

超急流のエリアで水深も15m以上あるエリアでも使ってみたがこれも全然使えたのう!

ワシの動画を見てくれている人はワシのシャクリも大体わかると思うが、そこまでガシガシシャクるタイプのエギンガーではない。だからいけるということもあるとは思うが、結構普通にビックリするぐらいセフィアエクスチューンとの違いも感じないシャクリができる。

この辺もベントカーブを比較したので後半の検証を見てほしい。

バイオレンスなシャクリの人が超ディープの急流エリアで釣りをするには少しパワーが足りないかもしれないが、そうじゃない人は安心して使ってほしい!

じゃが当然軽い分カーボンは薄いはずなので、傷等には弱いとは思うぞ!

その辺は注意して使う必要はあるが、傷はどのロッドも弱いし、注意して使う分にはデメリットはないし、あまり影響はないじゃろう。

まぁ他にも沢山あるのじゃが、今回はこれぐらいにしておこう!

次は実際に検証してみた!

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