リールオーバーホールにはこれ!!奇跡の柔滑油LSベルハンマー

タックル

皆さん どうもこんにちは

今回の釣りばねは、リールメンテナンス!!

この結構酷使した19ヴァンキッシュを、オーバーホールしていこうと思う。

意外と酷使している割に、そこまで劣化とかは感じんのじゃが。

日頃からメンテナンスは水洗いだけじゃし、内部は少し劣化していると思うから今回はガッツリ!フルオーバーホールしていこうと思う。

しかしオーバーホールが本題ではなく、今回の本題は使用する「ケミカル」

今回紹介するケミカルというのが、ベルハンマーという油じゃ!!

そしてグリスには、ベルハンマーゴールドナンバー2を使う。

今回はこの2つを使ってオーバーホールしていくが、このオイル何なの?って人のために少し早口で説明していくぞ!!!

動画でサクッと見たい人はコチラ!

ベルハンマーとは

今から少しベルハンマーについて説明していくぞ!

っとその前に一応言っておくが、リールのメンテナンスは自己責任でお願いします。

メーカーの保証が受けられない危険があるからの!

それと今回紹介するベルハンマーもリールに対して、攻撃性の有無に関しては検証段階じゃ!!

そこのところは最終自己責任でよろしくの!


ベルハンマーというのはスズキ機工さんが作る潤滑剤じゃ!

この潤滑剤は奇跡の潤滑剤と言われておって、各メディアなんかでも話題になっとる。

とはいっても最近の話ではないので知ってる人も多いかのう!

このベルハンマーという製品はいくつか種類はあるが、リールメンテナンスに使う物でいうと大きく2種類。

スタンダードなLSベルハンマーより高性能なLSベルハンマーゴールドじゃ!!

そしてそれぞれに原液タイプのものとスプレータイプのもの。

それとグリスタイプの物がある。

グリスに関してはちょう度によってナンバー0ナンバー2が存在する。

とりあえずはスタンダードな物からその潤滑メカニズムを説明する。

金属ってのはツルツルに見えても、実際は微細な凹凸が集合していてドライな状態じゃと摩擦によって異音が発生する。そこで登場するのが潤滑剤じゃ!

一般的な潤滑剤であっても、小さな負荷ではスムーズに動かすことは出来る。

しかしベルハンマーの凄いのは、大きな負荷がかかったときじゃ!!

一般的なものでは摩擦が増え、焼き付きが発生する状態でもベルハンマーは初期の摩擦を利用し、金属表面に直接作用して摩擦の少ない状態に改善するようじゃ!!

これがベルハンマーが超極圧潤滑剤と言われている所以じゃな。

そしてここからが凄いのじゃが、ベルハンマーは雨風などにさらされて一般的な潤滑剤は流れ落ちて効果がなくなる場面においても、一度改善された表面は変わることなく維持され油切れによる焼き付きをある程度防ぐことが出来るんじゃ!!

ユーチューブなどを見ていると、パーツクリーナーで洗い流した後でもその効果をハッキリ確認できた!!

これはまさに過酷な場面で使われるリールのメンテナンスにも最適というわけじゃな!

そしてこの実験も見てほしい!

ベルハンマーによって改善された表面が青くなっているのが確認できる。

そしてその表面は金属摩耗による破損などを防止するだけでなく、摩擦が少なくなることで静音も期待できるようじゃ!

凄いじゃろこれは!!!

そしてここまでの性能を保持しておるオイルじゃ、リールなどにも使われるゴムシールなどへの攻撃性も気になるところじゃろ??

これは実際に会社の方から、ゴムやプラスチック製品に対する耐油表も公開されとる。

ワシもリールのシールやオーリングの素材は正確には知らんが、一般的にオーリングなどに使われるニトリルゴム等にはほぼ影響はない。

しかし最初にも言ったが最終は自己責任での!!


そして続いてベルハンマーゴールド。

これは奇跡を超えると称されるベルハンマーシリーズの最高級グレードじゃ!!!

これはベルハンマーの弱点でもあった、「塗布した直後に強い力がかかると充分な力を発揮できない」という点を克服したのがこのベルハンマーゴールドじゃ!!

バイクレースの世界でもその性能は遺憾なく発揮されとって、その比較試験ではスタンダードに比べて馬力は実に0.6馬力アップ、後輪出力においてもかなり分かりやすく差が確認できる。

そんな素晴らしいを超える素晴らしい潤滑剤なんじゃが、これにも弱点はある!

それが価格じゃ!!

ベルハンマースプレー420ミリリットルが2970円なのに対し、ゴールドは何と4375円と約1.4倍ほど高い。

そして確かに性能差こそあれど、それは比較的高負荷時の差でありリールに使う上では即効性以外の差はあまりないかなと考えておる。

そこでワシも今回はオイルはスタンダード。

グリスはそこまで高くないのでゴールドという風にしてみた。

あとこの更に上に山中スペシャルという、さらに高級なオイルもあるが、それは完全にオーバースペックじゃと思うし、なんせ高すぎるので今回は無しじゃ!!


ではこの奇跡の潤滑剤と言われるベルハンマー。

弱点はないのかと言われると、実際は大きく2つあります。

まずはさっきから何度か言っているが、価格が高いところ。

ベルハンマーゴールド原液が80ミリリットルで2640円と1ミリリットル33円という高さ。

スタンダードでさえ1ミリリットル約18円と他のオイルたちと比べて圧倒的に高い。

これはかなりデメリットじゃ!!

しかし初回のみ送料無料でかなりお安く購入できるみたいじゃから、気になっている人はホームページから見ておくれ!!

そして最大の欠点がもう一つ。

それはベルハンマーに使われる極圧剤の成分

これはメーカーホームページでも書かれていることで、ベルハンマーには塩素系極圧剤というものが使われているそうなんじゃ!

塩素系極圧剤というのは高い即効性や洗浄性、高い極圧性というメリットがある一方。

ゴムへの攻撃性や金属に対する腐食性があるとされている。

しかしゴムへの攻撃性は企業努力によりかなり低くなっており、腐食性についても100度以下の低温下においてはほとんど無いという記事も見た。

そもそもその腐食性というのも金属表面を軟化させ、極圧状態においてもオイルに変わって潤滑させるような性能で、こう聞くといいような悪いような感じじゃがメーカーホームページでは金属表面を鍛え上げると記載されている。

メーカー公式の回答としても、ホワイトメタルや真鍮に対する切削はややあるとするも軟化後の冷却により表面が再び硬化して円滑な表面状態を構築できると説明しておる。

しかもその切削もジュラルミンでは心配する必要はないようじゃ!

しかし塩素系極圧剤は国によっては製造販売が禁止されている地域もあり、その点は理解したうえで自己責任で使用する必要はある。

そこは何度もいうがよろしく頼むぞ!!!

とはいっても企業もデメリットは分かったうえで研究し開発した物じゃと思うし、支持されているのはその性能の凄さが確かじゃからじゃと思う。

中々ブログでは伝わりづらいが、これから実際にオーバーホールや簡単なメンテナンスをしているからそれで効果を見てほしいのう。

実際に使ってみての感想

動画の方では実際にオーバーホールしている様子も映していますが、ブログでは表現が難しいから、オーバーホール後の感想のみを紹介する。

これはヤバいぞ!!

めちゃくちゃ回転が滑らかじゃ!!

最初からある程度滑らかで、変化はないかな?とも思っていたがベルハンマーはとんでもないのう。

本当に全然違う巻き感。ちょっとオイルもグリスも硬めで巻きが重くなるかな?とも思ったが、回転も軽やかで音もかなり静かになった!!

むしろほぼ無音じゃないかのう!?

さらに回すほどに馴染んで軽くなる。

ベルハンマーの効果は絶大じゃのう!!!

今後は持続性とデメリットが出ないか、その辺が気になるのう。

分解せずに注油する方法

続いて分解せずに注油する方法じゃ

この方法はとても簡単で、注油個所は全部で3ヶ所。

まずはシャフトの所に一滴。

回転させて馴染ませる。

この時点で効果が分かるぐらい違う!!

ヤバいじゃろ!?ベルハンマー!!

そしてハンドルの所と反対のベアリングに一滴。

たったこれだけじゃ!!

本当はハンドルノブの所もやった方がいいが、そこはお好みで!!

たったこれだけでめちゃくちゃ軽くなった。

伝わるかのう??

ちなみにベイトリールはこれ以上に簡単で、レベルワインドに一滴じゃ!!

これだけでかなり軽くなるぞ!!

もちろんこれらは、そこまでダメージを受けていない事が前提じゃが、何度もいうがこのオイルは魔法のオイルじゃわい!!!

単純にこれは凄すぎる!!

最後に

っというわけで今回はここまでじゃ!

最初にも言ったがまだこのベルハンマーについては検証段階じゃ。

またオーバーホールとかもメーカーの保証が受けれん危険性がある。

そこのところは自己責任でよろしく頼むぞ!!

後から何を言われても責任はとれんからの!!

しかしこのベルハンマーの効果が絶大というのは事実じゃ。

この記事は当然案件とかそういうんじゃないし、忖度なく言っている。

確かに値段は高く塩素系という怖さはあるが、この効果を実感したら嬉しくてついつい色んなリールに注油してしもうたわい(笑)

今後長期使用のレビューも予定しとるから、心配な人はその動画も楽しみにしておいてほしい!!

ではでは最後までありがとうございました

次回もよろしくの!!まったのぉ~!!!!

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