みなさん こんばんは
釣りねこ仙人じゃ!
皆さんロッドの方はもう決まったかの?
今回は前回に引き続きリール編。
・エギングに適した番手が分からない
・リールの重さって重要?
・ハンドルはシングル?ダブル?
・ギア比はどうすればいい?
動画でサクッと見たい人は
まず言っておかないといけないこと
まず、本題に入る前に一つ言っておかねばならん。
タックルを揃える時にリールとロッド、
どちらにお金をかけるか。という問題についてじゃ!
もちろん、ステラやイグジストとストイストやリミテッドを組み合わせる予定の方は
この話は飛ばして構わんよ!
ワシも含めてじゃが、決められた予算の中で購入する時にこの話は良く話題にあがる。
コレについてワシなりの考えを少し話させてくれ!
まず、結論から言おう。
1万円前後のリールを買える場合は、
竿にお金をかけた方がいいと思う。
これの理由についてじゃが、
最近はリールの進化も凄いから1万円も出せば結構良いものが買える。というのが一つ。
もう一つは、そこからリールとロッドにお金をかけたとして体感できる影響は、
ロッドの方が大きいと思うからじゃ!
具体的にはロッドの場合はそこからカーボンが変わり、
ガイドの素材が変わり、リングが変わっていく。コレは体感しやすい違いなんじゃ!
リールも素材など変わってもいくが、
技術特性などが低価格帯にまで浸透していて、
実釣における目に見える違いが感じづらくなってきている。
これが、ワシの意見じゃ!
あと、今回はメーカーの話は割愛するぞ。
所々各メーカーの特性みたいな話はするが、
前回も言ったが見た目は大事な要素でもあるし、
基本メーカーは竿とのセットアップで考えてもらって構わない。
しかし、あまりにリールに拘らないのも違うぞ!
リールは餌木の次にアオリイカに近いラインをコントロールする役割も持っておるから、
非常に大事なものなんじゃ!適当ではダメじゃぞ!
ちょっと長くなったが、本題。
今日はそのリールの選び方をワシなりにアドバイスしていければ、と思うとる。
リールの番手
それでは、最初はリールの番手じゃな。
コレは何で決めるかというと使用するラインの太さと糸巻き量で決める
ラインの太さは一般的に0.6〜0.8号じゃな。
以前Twitterでアンケートをとった時には
0.6号を使用している人が多く、全体の約77%をしめておった。
ラインは色々な要素はあるが、詳しく知りたい人は
この動画↓を見てもらうとして、
初心者であれば0.8号でいいとワシ個人は考えておるのぅ。
巻く量は大体150m〜200mが一般的じゃ。
こうなってくると、シマノであれば、
PE0.6号を150m巻けるC2000番からPE0.8号を150m巻けるC3000まで
ダイワであれば、
PE0.6号を200m巻けるLT2500Sがいいかの!
といった感じじゃ!
先に言ったように初心者は0.8号がいいといったので、
それでいくとシマノではC3000、ダイワではLT2500Sとなるのぉ!
大きな番手と小さい番手には大きな違いも一つあって、それは耐久性じゃ!
エギングは何度もシャクリを繰り返してドラグも多用する釣りなのでリールが傷みやすい。
そのためリールの耐久性が重要になってくるのじゃ!
この問題については高価格帯のリールには余り影響は無いかも知れんが、
低価格なリールを使う場合は大きめの番手のほうがいいかも知れんな!
糸の太さやラインキャパシティと比較すれば、
そこまで重要な問題でもないかもしれんが、一応伝えておくぞ!
リールの重さ
続いて、リールの重さじゃな!
コレについては、エギングという
シャクリを繰り返す釣りにおいては非常に重要になってくる。
ワシのまわりでもエギングし過ぎて
腱鞘炎になった人も数人おるしのぅ…
しかし、ロッドの時も話したがバランスによるところも大きいので、
ズバリ何グラムがいい!というのも無いのじゃがの!
しかしまぁ、目安として200gを切るぐらいが望ましいかの!
ま、あくまで目安じゃがな
それよりも大切な重さがある。
それはローターの重さじゃ!
初心者のために説明しておくと、
ローターとはこの部分のことじゃ。
ローターは糸を巻き取るためにハンドルに合わせて回る。
それも1番リールの外側を回るため回転慣性に大きな影響をあたえる。
具体的に言うと、
重ければ回し出しが重く、回り出すと慣性で回り続けようとする。
軽ければ回し出しが軽く、止めた時に慣性が小さく止まりやすい。
という特性がある。
このことが釣りにおいてどういった影響をもたらすかというと、
巻きの釣りにおいては回転慣性が大きい方が一定に巻きやすい。
巻きと止を繰り返す釣りにおいては、
回転慣性が小さい方がその動作に影響を与えづらいといった特性がある。
エギングにおいては後者の方が恩恵を受けやすくオススメじゃ。
また、ローターの回転慣性が低いと外力を感知しやすく、
潮の重さを感知しやすい利点もある。
しかし言い換えれば潮が重くなる場所では
ハンドルが重くなるので好き嫌いは分かれるがの。
これらのリールをどうやって判断するかというと、
シマノでは「クイックレスポンス」シリーズがローターが軽く、
「コアソリッド」シリーズは比較的ローターが重いシリーズ。
ダイワでいうとリール諸元表を確認してもらって、
ローター素材が「ZAION」となっているものがローターが軽い。
具体的にはフリームス以上のリールがZAIONを使っておるの!
好みの問題もある部分じゃが、
知っておいて損はないから覚えておいてくれ!
次のページでは「ハンドルの違い」について解説するぞ!